松ケ岡開墾

戊辰戦争に敗れた庄内藩の武士約3,000人が松ヶ岡の荒れ野を開墾し、養蚕事業を起こした。
名前 よみかた 没年 補足 場所 写真
赤沢源也 あかざわげんや 1927 幕末の庄内藩士、新徴組頭取、西郷隆盛に心酔 山形県鶴岡市
石川静正 いしかわしずまさ 1925 明治期〜大正期の画家 山形県鶴岡市
伊藤四郎右衛門 いとうしろうえもん 1914 明治期の大地主の子 山形県酒田市
犬塚一貞 いぬづかいってい 1944 明治期〜昭和初期の碩学 山形県鶴岡市
氏家直綱 うじいえなおつな 1911 明治期の官吏、各地の郡長を歴任 山形県鶴岡市
薄衣孫右衛門 うすぎぬまごえもん 1893 江戸時代後期の魚屋、維新後公益事業に尽くす 山形県鶴岡市
加藤直矢 かとうなおや 1892 幕末の庄内藩士、維新後治水事業に従事 山形県鶴岡市
金井成功 かないせいこう 1923 明治期〜大正期の銀行家 山形県鶴岡市
黒崎研堂 くろさきけんどう 1928 明治期〜昭和初期の書家、庄内書道界の重鎮 山形県鶴岡市
黒谷時敏 くろだにときとし 1887 幕末の庄内藩士、維新後郷土史研究 山形県鶴岡市
斎藤庄蔵 さいとうしようぞう 1911 明治期の製茶業者、松ヶ岡開墾に茶の栽培を普及 山形県鶴岡市
酒井駒太郎 さかいこまたろう 1931 明治期〜昭和初期の園芸家 山形県鶴岡市
酒井忠孝 さかいただもと 1956 明治後期〜昭和期の農政家、松ヶ岡開墾場第2代総長 山形県鶴岡市
酒井調良 さかいちょうりょう 1926 明治期〜大正期の農場経営者、「庄内柿」 山形県鶴岡市
榊原十兵衛 さかきはらじゅうべえ 1902 幕末の庄内藩士、維新後事業家 山形県鶴岡市
志賀清任 しがきよとう 1915 幕末の庄内藩士、維新後酒井家に仕える 山形県鶴岡市
重田新次郎 しげたしんじろう 1893 江戸時代後期の庄内藩医、維新後教員 山形県鶴岡市
渋谷光敏 しぶやみつとし 1898 明治期の警察官、郷土史を研究 山形県鶴岡市
白井重遠 しらいしげとお 1913 幕末の庄内藩士、維新後大山村戸長、西郷村村長 山形県鶴岡市
白井十平 しらいじっぺい 1885 幕末の庄内藩士、薩摩屋敷焼討に参加、維新後松ケ岡開墾開墾隊長、銀行勤務 山形県飽海郡松山町
東京都墨田区
菅実秀 すげさねひで 1903 幕末の庄内藩家老、維新後官吏、『南洲翁遺訓』を刊行 山形県鶴岡市
高橋兼吉 たかはしかねきち 1894 明治期の大工統領、荘内神社、西田川郡役所など多くの建造物が現存 山形県鶴岡市
竹内右膳 たけうちうぜん 1908 幕末の庄内藩士、新徴組頭 山形県鶴岡市
田中正造 たなかしょうぞう 1958 大正期〜昭和期の実業家 山形県鶴岡市
千葉弥一郎 ちばやいちろう 1935 幕末の新徴組士、維新後実業家 東京都府中市
鳥海良邦 とりのうみりょうほう 1931 明治期〜昭和初期の事業家、能書家 山形県鶴岡市
中村勘兵衛 なかむらかんべえ 1933 明治期〜昭和初期の請負師、松ケ岡開墾地に蚕室を建築 山形県鶴岡市
原英 はらはなぶさ 1892 明治期の土木技術者 山形県鶴岡市
春山安勧 はるやまあんかん 1921 明治期〜大正期の銀行家、六十七国立銀行頭取 山形県鶴岡市
星川清晃 ほしかわきよあきら 1894 江戸時代後期〜明治期の国学者、権大数正 山形県鶴岡市
細井猷蔵 ほそいゆうぞう 1912 明治期の実業家 山形県鶴岡市
俣野時中 またのときなか 1912 明治期の教育者、荘内中学校校長 東京都府中市
松平親懐 まつだいらちかひろ 1914 幕末の庄内藩家老、藩内改革派を弾圧、維新後大泉藩大参事、酒田県参事、後田山開墾総取締 山形県鶴岡市
三宅弁治 みやけべんじ 1911 幕末の庄内藩士、維新後初代鶴岡町長 山形県鶴岡市
三好森兵衛 みよしもりべえ 1916 幕末の庄内藩士、維新後戸長 山形県鶴岡市
山岸貞文 やまぎしていぶん 1886 幕末の庄内藩士、維新後松ケ岡開墾を指揮、第六十七国立銀行頭取 山形県鶴岡市
山高瑛三郎 やまたかえいざぶろう 1919 幕末の幕臣、維新後松ケ岡開墾等 山形県鶴岡市
和田光観 わだこうかん 1898 幕末の庄内藩士、維新後官吏 山形県鶴岡市