名前 |
松浦羽洲 |
よみ |
まつうらうしゅう |
生年 |
文政十年(一八二七) |
没年 |
大正三年十二月二十三日(一九一四) |
場所 |
愛知県名古屋市千種区 |
分類 |
商人・俳人 |
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略歴 |
初め名は有秀、後羽洲と改め、暫く徂康の号を用ひしが、後又羽洲に復せり。別に六松園、羽洲園の号あり。俗称は吉島屋九右衛門、初め東萬町に住して古着商を営めり。弱冠にして西川芝石、伊東而后に従ひて俳諧を学び、二人没して後、深く大橋梅裡に交れり。羽洲、又木下庄三郎に従ひて現世流の謡曲を学び頗る得る所あり。逐に江戸に出でて辞世清孝の門に入り其蘊奥を極む。羽洲、名声諸国に聞え、俳諧の門下漸く多きを加ふ。且謡曲に精妙なるを以て、家元観世より後進の誘掖を托せられ、其門に入る者亦多く、資産頗る富むに至れり。是に於て業を廃し、家を東魚町に築きて之に居る、明治二十年前後、海内俳壇の耆宿、相次で物故す。羽洲長寿の故を以て所謂旧派俳人の中心となる。門下に西国寺不読、渡辺其鳳、森山鳳羽、岩村素水等あり。大正三年十二月二十三日没す、享年八十八。著す所「羽洲園発句集」「雪の雫」あり。善空羽洲居士。(名古屋市史)
墓碑銘は「羽洲園」。
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松浦羽洲の墓 |
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名前 |
関係 |
補足 |
墓所 |
写真 |
伊東而后 |
師 |
江戸時代後期の商人、俳人 |
名古屋市中村区 |
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岩村素水 |
門人 |
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大橋梅裡 |
交友 |
江戸時代後期の商人、俳人 |
名古屋市千種区 |
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木下庄三郎 |
師 |
江戸時代後期の能役者 |
名古屋市千種区 |
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西国寺不読 |
門人 |
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西川芝石 |
師 |
江戸時代後期の俳人 |
名古屋市中川区 |
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森山鳳羽 |
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渡辺其鳳 |
門人 |
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