人物総覧 お 尾張藩 画家

名前 奥村石蘭
よみ おくむらせきらん
生年 天保五年四月(一八三四)
没年 明治二十八年二月七日(一八九五)
場所 名古屋市千種区
分類 日本画家
略歴

 名は庸、字は可均、俗称は源吾、又は大助、石蘭は其号、別に知芳園・楓斎、庸堂主人等の別号あり。世々本藩の小吏なり。天保五年四月生まる。幼より画を好み、十歳にして野村玉溪の門に入り、以来、就学十数年、安政二年上京して、横山清暉に師事す。研鑽数年、帰郷の後、長嶋町に住して画を業とす。明治二十八年二月七日卒す。年六十二。松翁石蘭と諡す。近古名臣図録の著あり。子石亭業を継ぐ。(名古屋市史)
 墓碑銘は「石蘭之墓」。


奥村石蘭の墓
  
ゆかりの人物リンク
名前 関係 補足 墓所 写真
葦原眉山 交友 幕末〜明治期の僧侶、画家 名古屋市千種区
黒田甫 師・弟子 江戸後期〜明治時代の俳人 名古屋市天白区に改葬
小寺雲洞 弟子 明治〜昭和時代前期の日本画家 名古屋市千種区 見あたらず
野村玉渓 江戸時代後期の日本画家 名古屋市瑞穂区
波多野一岳 弟子 明治期〜昭和初期の画家 名古屋市千種区 見当たらず
横山清暉 江戸時代後期の日本画家 京都府左京区
鷲見春岳 同門 幕末〜明治期の尾張藩士、日本画家 名古屋市昭和区
渡辺秋谿 弟子 明治期〜昭和初期の画家 名古屋市千種区 見当たらず