人物総覧 お 尾張藩 医者

名前 奥田香雨
よみ おくだこうう
生年 天保十三年(一八四二)
没年 明治七年四月十四日(一八七四)
場所 東京都新宿区
分類 医者
略歴

 名は真人、字は超然・香雨は其号にして、別に詩痩楼と号す。名古屋の医奥田元庵の子なり。少うして医を楼井養益に学び、漢学を水谷鷦巣の門に受け、又書を風花翁円龍に学ぶ。尤も詩に長じて水野遵と親交あり、遂に丹羽賢に知られて常に隨従す。後東京に出でて駅遞寮に出仕し、鉱山大属となりて島根秋田等に在勤す。明治七年四月十四日没す、享年三十二。瑞林院香南日化居士と法諡す。其詩載せて明治三十八家絶句、東京才人絶句等にあり。(名古屋市史)

奥田香雨の墓
  
ゆかりの人物リンク
名前 関係 補足 墓所 写真
神波即山 同門 明治時代の漢詩人。森春濤四天王。 東京都台東区
永坂石 同門 明治〜大正時代の医者、書家、漢詩人。森春濤四天王。 東京都新宿区
名古屋市千種区??
丹羽賢 同門 幕末の尾張藩士、維新後三重県権令、従五位、花南。森春濤四天王 東京都台東区
森春濤 幕末・明治期の漢詩人 東京都府中市

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