名前 |
小川守中 |
よみ |
おがわもりなか |
生年 |
宝暦十三年六月二十日(一七六三) |
没年 |
文政六年四月九日(一八二三) |
場所 |
愛知県名古屋市千種区 |
分類 |
雅楽研究家、医師 |
|
略歴 |
江戸時代後期の雅楽研究家で、『歌舞品目』の著者。尾張藩の医師。本業のかたわら琵琶を林広猶に、篳篥を安倍季康に、左舞を辻近之と久保光定に、右舞を東儀文暉について学び、諸々の実技を習得した。今風にいえばお稽古事をいろいろこなし、知識力も相まって、雅楽の物知り博士的存在となった。そのため逆に雅楽を専門とする安倍某氏の方からの依頼により、雅楽用語事典『歌舞品目』を著述。文政5(1822)年京都に上り、これを呈上した。種目の名義・歴史、楽器の技法名・構造など広範囲におよぶ事項について、諸資料を引用しつつ、簡潔かつ緻密な解説がなされた書である。虚嵒宗沖居士。(朝日 日本歴史人物辞典)
墓碑銘は「小川守中之墓」。
|
小川守中墓所 |
小川守中の墓 |
ゆかりの人物リンク |
名前 |
関係 |
補足 |
墓所 |
写真 |
安倍季康 |
師 |
雅楽家、加賀守 |
情報求む |
|
久保光定 |
師 |
左舞 |
情報求む |
|
辻近之 |
師 |
左舞 |
情報求む |
|
東儀文暉 |
師 |
右舞 |
情報求む |
|
林広猶 |
師 |
江戸期の雅楽演奏家 |
情報求む |
|
松永国華 |
親交 |
儒学者・松永久秀子孫 |
名古屋市千種区 |
|
吉雄常三 |
交友 |
江戸時代後期の蘭学者 |
名古屋市千種区 |
|
|