名前 |
白崎文錦堂 |
よみ |
しらさきぶんきんどう |
生年 |
不詳 |
没年 |
文化八年九月十八日(一八一一) |
場所 |
山形県酒田市 |
分類 |
木彫師 |
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略歴 |
善次郎・度興・花耕。酒田桶屋町に居住して彫刻師を営み、初めて最上川の埋れ木を採取して文具類等の器具を作る。江戸の儒者亀田鵬斎に紀文を依頼しこれを埋れ木細工に彫って好事家に頒け、また白崎五右衛門の注文をうけて酒田日和山眺望絵2枚を彫刻した。下絵は小池曲江の筆だという。さらに袖浦の葦草から筆の軸を採るという特技を有した。絵師梅月は文錦堂の娘、一説によると養女だとも伝えられる。子善次郎が父の跡を継いで埋れ木細工を業とする。酒田正徳寺に門人建立の碑がある。(庄内人名辞典など)
墓碑銘は「白崎度興墓」
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白崎家墓所 |
白崎文錦堂の墓 |
ゆかりの人物リンク |
名前 |
関係 |
補足 |
墓所 |
写真 |
伊東梅月 |
娘 |
江戸時代後期の女流絵師 |
山形県酒田市 |
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亀田鵬斎 |
依頼 |
江戸時代中期後期の漢学者、寛政の五鬼 |
東京都台東区 |
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小池曲江 |
下絵 |
江戸時代中期〜後期の仙台藩士、画家 |
宮城県塩竃市 |
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白崎五右衛門 |
注文 |
江戸時代中期〜後期の酒田の富豪 |
山形県酒田市 |
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白崎善次郎 |
子 |
江戸時代後期の木彫師 |
山形県酒田市 |
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曾根原魯卿 |
交友 |
江戸時代中期〜後期の儒学者 |
山形県酒田市 |
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