人物総覧 あ 尾張藩 俳人

名前 朝岡柳昌
よみ あさおかりゅうしょう
生年 文政六年(一八二三)
没年 明治二十二年十月十六日(一八八九)
場所 愛知県名古屋市千種区
分類 尾張藩士・俳人
略歴

 名は正たつ、通称は久米一郎、隠居して久斎と称す。寂然堂と号し、俳号を柳昌といふ。尾張の士朝岡正章の長子にして、禄百五十石を食み、大番組たり。柳昌、初め父に従ひて句読を受け、後細野要斎の門に入りて朱学を受く。公務の暇子弟を教授すること四十七年、其教を受くる者四百有余人に及ぶ。柳昌少きより俳諧を嗜み、又古銭を愛するの癖あり、暇あれば古書を抄出し隨筆若干巻に及ぶ、明治廿二年十月十六日没す、享年穴十七。(名古屋市史)
 墓碑銘は「本覚院寂然久斎居士」。


朝岡柳昌墓所


朝岡柳昌の墓

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名前 関係 補足 墓所 写真
朝岡宇朝 江戸時代中期の尾張藩士、俳人 名古屋市千種区
細野要斎 幕末の儒学者、尾張藩校明倫堂督学 名古屋市千種区

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