人物総覧 て 尾張藩 俳人

名前 寺村馬六
よみ てらくらまろく
生年 宝永六年(一七〇九)
没年 天明八年一二月一八日(一七八八)
場所 愛知県名古屋市千種区
分類 俳人
略歴

 策、号を楓左庵、宝永六年の生まれ、支考の肉縁で一六歳のとき獅子門に学び、享保一一年の六の花に入集が初見で、巴静の歳旦など美濃派の撰集にみえ、安永七・八年の春興、同九年に蓮塚を刊行して活躍した。天明四年に大病の全快を祝った著がある。八〇で没。碑銘に「良於俳諧、檀名一時、俳諧者歌之別体、綴以常詰、而含奇趣於片言之中、只易実難、翁盖得其解者也」とある。墓は句碑をかねる。
 碑文は岡田新川撰。

寺村馬六墓所

寺村馬六の墓
    
ゆかりの人物リンク
名前 関係 補足 墓所 写真
岡田新川 江戸時代中期の儒学者、尾張藩校明倫堂督学 名古屋市千種区