人物総覧 と 外国人

名前 トーマス・スミス
よみ THOMAS SMITH
生年 天保十二年(一八四一)
没年 明治七年(一八七四)六月十七日
場所 山形県酒田市
分類 貿易商館員
略歴

 英国マックルズフィールドに生まれる。慶応元年(1865)25歳で来日、長崎グラバー商会の横浜支店商館員となる。慶応3年勤務先支店が閉鎖したため、デ・コーニソグ商会に入り兵庫に駐在、明治3年(1870)横浜に戻ってデビソン商会で貿易に従事する。明治6年チェシャー商会に移って海外渡航中に発病。寄航した酒田で下船し治療につとめたが、酒田で没し同地の海晏寺に埋葬。海晏寺を菩提寺とする社会事業家斎藤千里が明治18年(1885)境内に墓碑を建立した。この墓石は第2次大戦中、敵国人の墓ということで、石灰で覆われたが、現在はもとの状態に戻されている。(庄内人名事典より) 

THOMAS SMITH墓所

 
THOMAS SMITHの墓
  
ゆかりの人物リンク
名前 関係 補足 墓所 写真
斎藤千里 墓碑建立 明治期の事業家、両羽新聞発刊 山形県酒田市


ゆかりの地リンク
場所 住所 説明 写真
海晏寺 山形県酒田市
  相生町2-3-3
埋葬地