人物総覧 す 武将 伊保藩

名前 鈴木主水正
よみ すずきもんどのしょう
生年 永禄十年(一五六七)
没年 元和九年十二月二十四日(一六二四)
場所 愛知県日進市妙仙寺
分類 戦国武将・伊保藩家老
略歴

 名は重益。鈴木吉左衛門光澄の嫡男として尾張国愛知郡岩崎城に生まれる。18歳のとき父とともに小牧の戦いに従軍し、徳川家康から武功を賞された。丹羽氏次・氏信父子に仕え、氏次が慶長5年に三河国西加茂郡伊保(一万石)に封ぜられると、同郡四郷村で一千石を領する。丹羽家の家老として藩政に参与し、伊保の御山前城の築城、城下町の建設などを主導する。慶長6年に氏次が没すると、嫡子の氏信が幼少であったため、家督相続で藩内が分裂したが、主水正が中心となり、家康に直訴し、氏信に家督相続に成功する。58歳で没。

鈴木主水正・丹羽家墓所

鈴木主水正の墓

鈴木主水正の墓(側面)

鈴木主水正の墓(裏)
  
ゆかりの人物リンク
名前 関係 補足 墓所 写真
丹羽氏次 主君 戦国時代〜江戸時代初期の武将、伊保藩初代 愛知県日進市
丹羽氏信 主君 江戸時代初期の大名、伊保藩二代目、美濃岩村藩初代 岐阜県恵那郡岩村町


ゆかりの地リンク
場所 住所 説明 写真
岩崎城  愛知県日進市
 岩崎町市場
織田信秀により享禄年間に築城、天文7年(1538)に丹羽氏清が移り、以後丹羽家四代、62年間居城した。
御山前城(伊保城) 愛知県豊田市
 保見町御山前
岩崎城主丹羽氏次が、慶長5年(1600)三河国西加茂郡伊保1万石に封じられた時に築城された。