名前 |
渋谷光敏 |
よみ |
しぶやみつとし |
生年 |
安政三年一月六日(一八五六) |
没年 |
明治三十一年二月二十六日(一八九八) |
場所 |
山形県鶴岡市 |
分類 |
郷土史家 |
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略歴 |
幼名は林太郎。庄内藩士渋谷光邦の長子として鶴岡に生れる。明治6年(1873)松ケ岡開墾に参加、明治8年(1875)5月から旧藩士らとともに北海道に渡って開拓に参加し9月に鶴岡に戻り、明治9年第一大区四小区副戸長に就任する。明治15年(1882)警察に入り、明治18年(1885)警部に進み、鶴岡警察署勤務を経て狩川・藤島等の分署長を歴任した。明治21年(1888)東田川郡書記となり、防疫・兵事係を担当する。「町村事務必携」「衛生事務必携」「東田川郡震災実記」などを編纂する。明治29年(1896)県の要請により警部に復帰、山形県警察部衛生課につとめる。一方で勤務のかたわら郷土史の研究に没頭、多くの史書・文献を調査して史実の探求につとめた。43歳で没す。著書に「荘内沿革誌」「蚯声録」がある。長男の光長は歌人。(庄内人名事典より)
墓碑銘は「渋谷光敏墓」
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渋谷光敏墓所 |

渋谷光敏の墓 |
ゆかりの人物リンク |
名前 |
関係 |
補足 |
墓所 |
写真 |
渋谷光長 |
長男 |
明治期〜昭和期の歌人 |
山形県鶴岡市 |
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松本十郎 |
北海道開拓 |
幕末の庄内藩士、明治期の官吏、北海道開拓 |
山形県鶴岡市 |
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ゆかりの地リンク |
場所 |
住所 |
説明 |
写真 |
松ヶ岡開墾場 |
山形県
東田川郡羽黒町
猪俣新田 |
明治6年から8年まで開墾に従事 |
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旧東田川郡役所 |
山形県
東田川郡藤島町
藤島 |
勤務地。現在は東田川文化記念館。 |
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鶴岡警察署 |
山形県
鶴岡市
家中新町10-18 |
勤務地。県文化財。
明治17年馬場町に建設。昭和32年致道博物館に移築され。 |
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