和井内貞行 | |||||||||||||||||||||
生没年 | 安政5年(1858)〜大正11年(1922) | 分類 | 養殖家 | ||||||||||||||||||
略歴 |
陸奥国鹿角郡毛馬内に生まれる。泉沢貞幹に学び、明治14年、小坂鉱山寮吏員となり、十和田湖畔に居住する。明治17年から十和田湖でのコイ、フナなどの養魚をはじめ、花輪町小田島由義らの勧めで、ヒメマスの養殖をはじめる。多くの苦難を乗り越え、明治36年の春に放流した支笏湖産のヒメマスが3年後の明治38年の秋に回帰を確認し、養殖に成功した。また、大正7年十和田乗合自動車組合を創立、大正10年十和田湖国立公園の編入運動を起こすなど生涯を十和田開発にささげた。 | ||||||||||||||||||||
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