了翁道覚
りょうおうどうかく
生没年
寛永7年(1630)〜宝永4年(1707)
分類
僧侶
略歴
出羽雄勝郡出身。隠元に師事。夢で製法を得た錦袋円と名づけた薬の売り上げで江戸の不忍池畔に公開図書館(勧学寮)を造営。また、天台、真言,禅の3宗21ヵ寺に『大蔵経』を寄進し,経蔵を建てさらに維持費も寄付した。自らは質素に甘んじつつも、山城万福寺に天真院、自得院を創建するなど、多くの寺院を造修築したほか、江戸や京都宇治での大火災のときには巨額を投じて救済活動に当たった。
場所
東京都 台東区 寛永寺
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