山県大弐やまがた だいに
生没年 享保10年(1725)〜明和4年(1767) 分類 儒学者

略歴
 甲斐国巨摩郡篠原村で生まれる。寛保2年、18歳の時に京都へ遊学し21歳で家を継ぐ。宝暦4年、江戸で若年寄大岡忠光に仕えて、その所領だった上総勝浦陣屋の代官を勤めた。宝暦10年、大岡忠光の没後、再び浪人して江戸八丁堀長沢町に家塾を開く。上州小幡藩士吉田玄蕃をはじめ、多くの藩士を弟子にしたが、小幡藩の内紛に巻き込まれ、大弐に謀反の企てがあると密告され、明和4年に藤井右門らと共に捕えられる。証拠がなかったが、幕府に反抗した議論を行なったという理由で、処刑された。
場所 山梨県 中巨摩郡竜王町 山県神社
 




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