北条実時ほうじょう さねとき
生没年 元仁元年(1224)〜建治2年(1276) 分類 鎌倉時代の武将

略歴
 金沢(北条)実泰の嫡子。天福2(1234)年に実泰から小侍所別当を継承し、将軍藤原頼経と共に上洛し宣陽院蔵人を拝した。引付衆、評定衆、新設の越訴奉行などを歴任。鎌倉の東の外港を擁する六浦荘金沢郷に居館と称名寺を創建する。学問をこのみ、儒者清原教隆に師事。鎌倉幕府の正史『吾妻鏡』の編纂者のひとりと目される。建治1(1275)年、六浦に隠居し金沢文庫を創設し、典籍の収集・書写・校訂につとめた。

場所 神奈川県 横浜市金沢区 称名寺




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