細井ほそい平洲へいしゅう
生没年 享保13年(1728)〜享和元年(1801) 分類 儒学者

略歴
 尾張国知多郡平島村(東海市)の豪農の家に次男として生まれる。本名徳民、平洲は号。寛保3年京都に遊学、延享元年中西淡淵に入門、淡淵の勧めに従い長崎に遊学、宝暦元年、師の淡淵に従い江戸に赴き、淡淵の諸生を教授する。淡淵が没すると、諸生の多くは平洲の門人となり、家塾を「嚶鳴館」をひらく。明和元年出羽米沢藩に迎えられ、世子上杉治憲(鷹山)の師となり、米沢藩江戸藩邸で講義を行い、米沢藩の藩政改革や藩校興譲館の創設にかかわる。安永9年尾張藩主徳川宗陸に迎えられ尾張藩の侍講となり、天明3年学館継述館の総裁、ついで藩校明倫堂成立とともに初代脅学となる。寛政8年、米沢藩主上杉治広の願いにより、米沢へ赴く。寛政11年、すべての職を辞して隠居いた。

場所 愛知県 東海市 加家公園
 
 

場所 愛知県 東海市 平洲記念館
 

場所 愛知県 東海市 平洲小学校
 

場所 愛知県 東海市 中央図書館
 


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