藤田東湖 ふじた とうこ
生没年 文化3年(1806)〜安政2年(1855) 分類 水戸藩士

略歴
 藤田幽谷の次男。父のもとで学問に励み、父の死後、22歳で家督をつぎ、彰考館編修に任命された。徳川斉昭を藩主に擁立し、以後その腹心として藩政改革を推進。弘道館の建設、検地など天保の藩政改革の中心となって活躍したが、斉昭が謹慎処分をうけると免職され幽閉、謹慎される。嘉永5年謹慎を解かれ、翌年、ペリー来航のため斉昭が幕政に参加すると、海防掛、側用人、学校奉行などをつとめ江戸で活躍。安政2年の江戸大地震の際に、老母を救おうとして、家屋の下敷きとなり死没。

場所 茨城県 水戸市 藤田東湖生誕の地




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