平野国臣ひらの くにおみ
生没年 文政11年(1828)〜元治元年(1864) 分類 福岡藩士

略歴
 福岡藩足軽の次男。亀井暘洲に儒学を学び、青柳種春に古典を学ぶ。安政5年脱藩。京都に上り、西郷隆盛らと交わる。安政の大獄が起こると、幕吏の追捕を逃れて筑後、薩摩、下関などを転々とした。文久2年真木和泉と会し、島津久光を擁して伏見に兵を挙げる計画を建てる。翌年に京都で起こった八月十八日の政変で京都を追われ、七卿の一人沢宣嘉を奉じて生野の変を起こしたが失敗し、捕らえられ、京都六角の獄に幽囚された。翌元治元年の禁門の変に際して斬首された。

場所 福岡県 福岡市中央区 西公園


 




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