間寛一 | |||||||||||||||||||||
生没年 | − | 分類 | 架空の人物 | ||||||||||||||||||
略歴 |
尾崎紅葉が明治30年から「読売新聞」に連載されたが未完の小説「金色夜叉」の主人公のひとり。幼いとき母を亡くし、15歳にして父を失った貫一は、貫一の父から恩を受けたことがある鴫沢隆三に養われ、隆三の一人娘お宮と許婚になる。しかし鴫沢隆三は宮の結婚相手に銀行家の息子、富山唯継を選び、お宮は富山に嫁ぎ去っていく。貫一はお宮を真冬の熱海海岸で問いつめ、宮を蹴倒して去っていく。数年後、貫一は富山家への復習を誓い高利貸しとなり、富山家を没落させた。モデルは巌谷小波といわれている。 | ||||||||||||||||||||
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