中西悟堂なかにし ごどう
生没年 明治28年(1895)〜昭和59年(1984) 分類 野鳥研究家・歌人

略歴
 石川県生まれ。父が生後まもなく死亡したため、東京の祖父母のもとで育つが、病弱で5歳まで満足に歩けなかった。10歳のとき、秩父山中の寺で荒修行を行う。15歳で僧籍に入り、修行を通して野鳥との交流を深める。青年期に文学に目覚め、多くの文学者と交流する。昭和9(1934)年日本野鳥の会を創立し会長となり機関誌「野鳥」を発行、日本の鳥類の保護につくした。戦後は、鳥獣保護法の制定に力を尽くし、自然破壊に抵抗しつづけた。昭和52年文化功労者。全集に『定本野鳥記』16巻がある。
場所 東京都 調布市 深大寺


 




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