鍋島直正なべしま なおまさ
生没年 文化11年(1815)〜明治4年(1871) 分類 大名

略歴
鍋島斉直の17男。天保元年家督を継ぎ、佐賀藩主鍋島家10代となる。藩財政の窮乏を改革しようと試み、古賀穀堂を用いて殖産興業につとめ、特に長崎の警備を重視して軍用金を蓄え、兵器の製造および改良、反射炉の建設、大砲を鋳造、砲台の築造など軍備の強化を行う。また、海外文明を積極的に取り入れ、蘭学・英学を奨励し、洋学者を優遇、種痘の施行を自らの子女に試みている。文久2年(1862)朝廷の命により公武合体の周旋につとめた。維新後は新政府の議定、開拓使初代長官、大納言。
場所 佐賀県 佐賀市 県立病院好生館
 




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