土居 ど い通夫みちお
生没年 天保8年(1837)〜大正6年(1917) 分類 実業家

略歴
 伊予国(愛媛県)宇和島藩士宇和島藩士の子。少年時代には藩校明倫館で漢学を学び、勤皇を志して慶応元年脱藩。鳥羽・伏見の戦に際し、後藤象二郎配下で活躍、在坂宇和島藩のため糧米確保などの働きがあった功を認められ、帰藩。維新後、五代友厚の知遇を得、大阪府権少参事。司法官をへて明治17年鴻池家の顧問となり財界にはいる。鴻池家が関係していた諸事業に参画。大阪電灯、長崎電灯、京阪電鉄などの社長を歴任した。明治27年衆議院議員。翌年大阪商業会議所会頭。大阪財界の最有力指導者として活躍した。
場所 大阪府 大阪市中央区 大阪商工会議所


 




戻る