レフ・トルストイ
生没年 1828〜1910 分類 作家・思想家

略歴
 トゥーラ県ヤスナヤーポリャーナ村の貴族の家に生まれるが早く両親を失う。カザン大学を中退。将校としてカフカーズで軍務につき、クリミア戦争でセバストポリ要塞での戦いに参加。1851〜56年にかけて自伝的な「幼年・少年・青年」を、1855〜56年に「セヴァストポリ物語」を著述し文壇に認められる。1861故郷に一時戻り、農地調停委員のかたわら、農民子弟の教育に熱中。地主の反感を買い辞任。すぐに文学に復帰し、1863〜69年に「戦争と平和」、1873〜77年に「アンナ=カレーニナ」などの大作を執筆し、世界的名声を得るが、精神的に追いつめられ、その解決を求めて宗教・哲学・等を遍歴、「懺悔げ」「イワーン・イリイッチの死」「クロイツェル−ソナタ」、「復活」等の大作を発表。トルストイ主義といわれる新宗教観を説き、多くの信奉者がいたが、既成宗教を批判したため、1901年ロシア教会を破門された。
場所 東京都 世田谷区 昭和女子大学


 




戻る