天海てんかい
生没年 天文5年(1536)〜寛永20年(1643) 分類 僧侶

略歴
 陸奥国高田(福島県会津高田町)出身。比叡山に学び、織田信長の比叡山暁き討ち以後、衆徒たちと共に武田信玄のもとに身を寄せ、川越喜多院の豪海に師事。関ヶ原の戦ののち、徳川家康の知遇を得、幕府の宗教行政に参画。慶長12年比叡山探題奉行となり、同山復興につくし、天台宗中興の祖とされる。家康の死後寛永2年東叡山寛永寺を創設、関東天台宗の本山として徳川家の廟所となる。寺院法度の起草に参画するなど、江戸幕府初期の宗教行政に携わった。また、日本初の版本による大蔵経を計画、死後刊行された。
場所 栃木県 日光市 神橋




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