土屋虎松 つちや とらまつ
生没年 天明8年(1788)〜文化8年(1811) 分類 義士

略歴
 庄内藩士土屋久右衛門の3男として鶴岡新屋敷に生れる。文化元年(1804)17歳のとき、放蕩で自宅座敷牢に拘禁中の兄万次郎を脱出させ、共に江戸に出奔したが、路銀尽きて困窮したため、万次郎は金策のためひそかに庄内に戻ったところを見付けられ、義兄の養子丑蔵の手により殺された。虎松はこれを遺恨として仇討ちを決意。丑蔵と決闘し、万次郎の墓前で刺しちがえて死去した。
場所 山形県 鶴岡市 総隠寺


 




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