杉山彦三郎すぎやま ひこさぶろう
生没年 安政4年(1857)〜昭和16年(1941) 分類 殖産家

略歴
 安政4年駿河国安倍郡有度村(旧清水市内)の医者の長男。病弱だったため医者を継がず、同家が副業としていた酒造りと農業に従事していた。明治に入ると茶園の増反に努め、各地の茶園を自分の足で調査し、良樹の選定とその増殖に生涯を費やした。同郷で日本茶業中央会初代会頭大谷嘉兵衛の物心両面にわたる援助もあり、やぶきた、ろくろうなど数多くの優良品種が選抜されている。
場所 静岡県 静岡市 駿府城跡


 




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