勝道しょうどう
生没年 天平7年(735)〜弘仁8年(817) 分類 僧侶

略歴
 下野国芳賀郡に生まれる。天平宝字6(762)年に下野薬師寺で受戒。補陀洛山(二荒山、現在の男体山)の登頂に挑み、延暦1(782)年に3度目で成功した。延暦3年に弟子と南湖(中禅寺湖)を遊覧し、湖畔に神宮寺を建立し、同7年に北に移住した。延暦年中(782〜806)に上野国(群馬県)の講師となり、また下野国都賀郡の城山に華厳宗の寺院を建てて布教活動を行った。大同2(807)年の旱魃の際には、補陀洛山で祈祷して雨を降らせた。
場所 栃木県 日光市 輪王寺




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