実川八百五郎じつかわ  やおごろう
生没年 慶応2年(1866)〜昭和37年(1962) 分類 歌舞伎役者

略歴
 高知県香美郡香宗村土居(野市町)の百姓、東村久万次の子に生まれた。6才の折、野市村に興行中の播州の役者、実川琴三郎の舞台で初舞台を踏んだ。12才で当時土佐の名優といわれた嵐寛丸(のちの市川左門治)に弟子入りし、嵐丸若を名乗る。その後、寛枝となり、友四郎となり最後、実川八百五郎となった。主として土佐歌舞伎・共正会にあって、座とともに西国一円を興行、土佐歌舞伎最後の役者として知られた。
場所 高知県 高知市 旧掘語座跡
 




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