西郷四郎さいごう しろう
生没年 慶応2年(1866)〜大正11年(1922) 分類 柔道家

略歴
 会津藩(会津若松市)藩士志田貞次郎の子。15年旧会津藩家老西郷頼母の養子となる。15歳で単身上京し、陸軍予備校成城校に学ぶ。しかし小柄なため陸軍士官学校への進学を断念し、嘉納治五郎に見いだされて講道館に入門する。必殺の立ち技「山嵐」で不世出の天才児といわれ、富田常次郎、横山作次郎、山下義韶と並んで講道館四天王のひとりといわれた。明治35年鈴木力主宰の「東洋日之出新聞」記者となる。富田常雄の小説『姿三四郎』のモデルとされる。
場所 広島県 尾道市 西郷四郎逝去の地




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