月照げっしょう
生没年 文化10年(1813)〜安政5年(1858) 分類 勤王僧

略歴
 大坂の町医の長男。文政10年(1827)15歳のとき京都清水寺成就院に入室、叔父蔵海の弟子となり、天保6年(1835)23歳で成就院の住職となる。尊攘運動に傾倒し、安政5年(1858)梅田雲浜らと水戸藩に密勅をくだすのに画策。安政の大獄で危険人物の一人として幕府に追われ、西郷隆盛らと薩摩へ逃亡するが、鹿児島藩から滞在を拒否されたため、西郷とともに錦江湾に入水を図り、西郷は一命を取り留めたが月照は死亡した。
場所 鹿児島県 鹿児島市 南洲寺
 




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