玄奘三蔵げんじょうさんぞう
生没年 仁寿2年(602)〜麟徳元年(664) 分類 僧侶

略歴
 姓は陳、洛陽近くの陳留郡(現在の河南省)誠氏県に生まれた。大業10年(614)13歳で出家し、玄奘と名づけられる。天竺(現在のインド)への遊学を希望し、国に請願を行うが却下されたため、貞観3年(629)国禁を犯して出国し、トルファン(高昌)の国王などから旅費などの援助をうけながら インド各地を巡礼し、膨大な経典を収集し、帰路についた。帰国したのち、天竺から持ち帰った膨大な経典の翻訳に専念した。旅の記録は『大唐西域記』としてあまりにも有名である。
※生年については諸説あります。
場所 静岡県 榛原郡榛原町 石雲院


 




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