北能喜市郎きたの きいちろう
生没年 慶応2年(1866)〜昭和39年(1964) 分類 地方自治功労者

略歴
 明治22年、20代で金浦村の初代の収入役に選ばれ、その時の事務能力、財政の切り盛りがすぐれ、村会から満場一致で推されわずか28歳で村長に選ばれた。金浦港の改修に力を入れ、大正14年、国の補助を受けて港の浚渫を行った。その後、自力改修を決意し、漁民・村民を説待して寄付を集め、工事を達成した。このほか初めて漁業組合を組織し、漁船の共同倉庫をつくるなど漁業面の功績は大きく、今も港内に胸像が建っている。大正4年から県会議員。
場所 秋田県 由利郡金浦町 金浦港


 




戻る