喜多八きたはち
生没年 分類 『道中膝栗毛』の主人公

略歴
 文化元年(1804)から約20年間にわたってかきつがれた十返舎一九作の滑稽本『道中膝栗毛』の主人公のひとり。相棒喜多八と滑稽な失敗をくりかえしながら旅をする。喜多八の名は来たりや喜之介(早のみこみでホイきたと飛びだす男)の語によって命名、性格づけられた。作品中では巨眼で獅子鼻の背の低い二三、四歳の男と描写される。旅は東海道の上りからはじまり、京、大坂をへて金毘羅・宮島に参詣、もどって近江草津から中山道、木曾路、善光寺をめぐって江戸に帰着する。
場所 静岡県 静岡市 家康公の散歩道


 




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