木村秀吉きむらひでよし
生没年 明治31年(1898)〜昭和48年(1973) 分類 実業家・篤志家

略歴
 五戸村に生まれる。幼くして父を失い、母の手で育てられる。百石尋常高等科を卒業し、北海道や東京で働いた後、大正7年(1918)大阪府堺の湯浅蓄電池に入社する。大正13年に木村鉛工所を設立する。化繊工場の鉛工事などで業績を延ばし、化学、機器製造などに事業を展開した。昭和34年に長者番付全国4位、個人の高額納税日本一となる。昭和31年母校百石小学校に図書館建設資金を寄贈。昭和38年には百石町へ育英資金として1千万円を委託し、その功績で百石町名誉町民第1号となった。百石大火、百石小学校落成記念、十勝沖地震、町制施行四十周年記念の際にも多額の寄付をし、郷土に尽くした。
場所 青森県 上北郡百石町 百石町役場


 




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