行基 ぎょうき
生没年 天智天皇7年(668)〜天平21年(749) 分類 僧侶

略歴
 河内国(大阪府)大鳥郡蜂田郷に生まれる。父は高志才智、母は蜂田古爾比売。ともに渡来人の氏族。天武11(682)年、15歳で出家。義淵、道昭に法相をまなび、関西地方を中心に布教を行い、貧民救済や架橋、築堤、布施屋の設置などの社会事業につくした。当初は百姓を煽動する人物として政府から禁圧されるが、聖武天皇の帰依をうけ、天平15年には東大寺大仏造営のため勧進活動を行い、天平17年には朝廷より日本最初の大僧正の位を贈られた。
場所 愛知県 常滑市 高讃寺
 




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