玉峯捐城ぎょくほうえんじょう
生没年   分類 僧侶

略歴
 九州肥後国に生まれる。一一歳のとき仏門に入り、紀州熊野に参篭して霊夢をうけ、諸国を回り、名久井岳の中腹に草庵を結んだ。康元元年(1256)北条時頼が廻国して一夜の宿を求めたが、真言宗無量山観音寺の住職はこれを断ったが、玉峯涓城は快く迎え入れて終夜語り合ったという。翌春、時頼は観音寺を移転させ、観音寺の跡地に七堂伽藍を建立し、法光寺の開山として玉峯捐城を迎え、寺領一、〇〇〇石を与えたという。
場所 青森県 三戸郡名川町 出合坂


 




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