大村益次郎おおむら ますじろう
生没年 文政7年(1824)〜明治2年(1869) 分類 萩藩士・兵学者

略歴
 旧名村田蔵六。慶応元年大村益次郎と改名した。文政7年周防国吉敷郡鋳残司村で生まれた。弘化3年大坂に出て緒方洪庵の適々塾に入門。学術全般にわたって蘭学を研究し塾頭に進んだ。嘉永6年、伊予宇和島藩主伊達宗城の招聘を受け、安政3年宗城に随行して江戸へ出る。同年幕府に召されて蕃書調所教授手伝、安政4年講武所教授。万延元年萩藩で軍制改革に参画。四境の役では、石州口参謀として浜田城を陥落させ、上野戦争、奥羽・箱館戦争でも手腕を発揮。維新後、新政府の兵部大輔として近代兵制確立につとめたが、明治2年9月京都で神代直人らにおそわれ負傷、同年11月5日に死亡。
場所 東京都 千代田区 靖国神社


 




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