岡本兵松 | |||||||||||||||||||
生没年 | 文政4年(1821)〜明治31年(1898). | 分類 | 用水開削 | ||||||||||||||||
略歴 |
三河国碧海郡北大浜村鶴ヶ峰(碧南市)に生まれる。幼名は篠吉。家はみそ製造業や回船問屋を営む岡本兵右衛門の分家で沼津藩の御用達を勤めていた。嘉永2年(1849)に安城ケ原の石井地区を買い取り、開墾を開始するが、水不足で作物がうまく育たず、用水路の必要を認識する。明治元年(1868)京都民政局、明治5年額田県役所に、明治用水の開削設計を立てて許可を請願したが、なかなか許可が下りず、明治11年になってやっと明治用水開削の許可がおり、翌年から用水路の開削の大事業に着手する。明治32年に明治用水開削の父として、石井新田村に記念碑が建てられ、明治川神社に合祀された。 | ||||||||||||||||||
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