小花冬吉 おばな ふゆきち
生没年 安政3年(1856)〜昭和9年(1934) 分類 製鉄技師・教育者

略歴
 幕臣小花作助の子として江戸に生まれる。明治6年(1873)8月工部寮に入り、日本の地震学の父といわれるイギリス人教師ミルンに鉱山治金学を学ぶ。政府の命で明治13年から4年間イギリスに留学し冶金学を研究した。帰国後工部省に勤務し、広島県技師となり、官営広島鉱山の冶金技師となる。明治20年5月フランスに留学、製錬技術を研究する。帰国後広島県製鉄所、農商務各技師を歴任し、秋田・札幌両鉱山監督者長。明治32年工学博士となり官営八幡製鉄所技師・初代製銑部長と。明治43年東京帝国大学教授、。同年10月秋田鉱山専門学校(現在の秋田大学工学資源学部)が設立されると、初代校長となった。
場所 秋田県 秋田市 秋田大学
 




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