榎本武揚えのもと たけあき
生没年 天保7年(1836)〜明治41年(1908) 分類 幕臣・政治家

略歴
 江戸下谷御徒町で徒目付の次男に生まれた。12歳で昌平費に入学、また中浜万次郎に英語を習った。長崎の海軍伝習所に学び、文久2年オランダに留学。慶応2年竣工した開陽丸に乗って翌年帰国、海軍奉行、和泉守に叙爵し、幕府が瓦解した後も海軍副総裁として、艦隊を率いて蝦夷地に達し、五稜郭にこもって独立政権をたてる。明治2年、官軍参謀黒田清隆の勧告に幸福。黒田の奔走で明治5年特赦により出獄、北海道開拓に従事する。明治7年海軍中将に任ぜられ、翌年樺太千島交換条約締結に特命全権大使としてロシアヘ赴く。その後も海軍卿、駐清国公使、逓相、農商務相、文相、外相等を歴任した。
場所 東京都 世田谷区 東京農業大学
 




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