岩永三五郎
いわなが さんごろう
生没年
寛政4年?(1792?)〜嘉永4年(1851)
分類
石工
略歴
八代郡種山村の種山石工の出。種山石工は、円周率を用いた眼鏡橋の造営に手腕を発揮し、三五郎は、その中でも特に非凡で、肥後熊本藩内に十数ヵ所の橋を架け、天保11年から約10年間薩摩に招かれて藩内各地に石橋を架け、新田開発、道路や用水路の建設などを行っている。帰郷後は多くの石工を育てた。一族の橋本勘五郎は、明治四年に皇居の二重橋を架けている。
場所
鹿児島県 鹿児島市 祇園之洲公園
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