井坂直幹 | |||||||||||||||||||
生没年 | 万延元年(1860)〜大正10年(1921) | 分類 | 実業家 | ||||||||||||||||
略歴 |
水戸市渋井町に水戸藩士藩井坂士幹の長男として生まれる。明治7年、藩の俊才が学ぶ自彊舎に入学し水戸学を学び、さらに水戸彰考館で「大日本史志類」編集にたずさわったが、洋学を志したため、彰考館を追われ、福沢諭吉のもとで慶応義塾に学ぶ。卒業後、大倉喜八郎の知遇を得てその秘書となる。大倉組から林産商会に移った後、二十九歳で能代支店長となり、同商会が解散すると久次米商会能代支店長になる。35歳のとき能代材木合資会社を創設して理事長、明治40年に秋田木材株式会社を興し、社長に就任。各地に出張所や製材工場を開設し、木都能代を築き上げた。 | ||||||||||||||||||
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