入江長八 いりえ ちょうはち
生没年 文化12年(1815)〜明治22年(1889) 分類 鏝絵師

略歴
 静岡県松崎村の農家の出身。19歳ごろ江戸に出、左官業のかたわら絵を狩野派や谷文晁の高弟喜多武清にまなぶ。かたわら彫塑の技を修めてこれを左官の業に応用し、鏝絵と呼ぶ立体的な漆喰壁画を大成。天保13年茅場町薬師堂の装飾で名をあげた。郷里や江戸の諸寺で制作し、明治10年内国勧業博覧会で受賞。明治22年10月8日死去。通称は伊豆長八、江竹長八。松崎に長八美術館、浄感寺内に長八記念館がある。
場所 静岡県 賀茂郡松崎町 浄感寺





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