井上勝いのうえまさる
生没年 天保14年(1843)〜明治43年(1910) 分類 鉄道官僚

略歴
 長州(萩)藩士井上勝行の3男として萩に生まれる。長崎でオランダ人教師から洋式兵法,また幕府の蕃書調所で洋学、さらに箱館の武田斐三郎から英語を学ぶ。文久3年伊藤博文らとイギリスに密航、ロンドン大で鉱山・鉄道の技術をまなび、明治元年帰国。工部省鉄道頭(のち鉄道局長)となり、5年新橋-横浜間を開通させ、22年東京-神戸間を全通させた。23年9月鉄道庁長官。29年9月汽車製造会社を設立して初代社長。42年帝国鉄道協会会長に就任。明治43年鉄道院顧問として欧米視察中、ロンドンで死去。
場所 東京都 千代田区 東京駅




戻る