安寿 | |||||||||||||||||||||||
生没年 | 治承2年(1178)〜元暦2年(1185) | 分類 | 領主の子 | ||||||||||||||||||||
略歴 |
中世の説経節に登場する姉弟の姉。奥州54郡の領主岩城判官正氏の子。追放された父のあとを母と姉弟で追う途中、人買いにだまされ、母は佐渡に売られ、姉弟は丹後由良の山椒太夫の許に連れてこられ酷使される。安寿は、弟の厨子王の逃亡を助けたため、拷問で殺されてしまう。厨子王は、出世し、山椒太夫を処刑し、母と再会することができた。津軽地方では、安寿姫は岩木山の女神として信仰されており、丹後の人が岩木山に登ると天気が荒れるという伝承が残っている。 | ||||||||||||||||||||||
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